地方史研究雑誌目次速報 177号(2026.1)
飯澤文夫編|日外アソシエーツ制作(毎奇数月1日ポスト)
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屯田 (78) 北海道屯田倶楽部 2025.10
文化情報 (406) 北海道文化財保護協会 2025.11
宮城県
ナジェージダ (53) 石巻若宮丸漂流民の会 2025.9
山形県
村山民俗 (39) 村山民俗学会 2025.7
村山民俗学会 (409) 村山民俗学会 2025.11
村山民俗学会 (410) 村山民俗学会 2025.12
山形民俗 (39) 山形県民俗研究協議会 2025.10
福島県
あゆみ (25) 新鶴村郷土史研究会 2025.3
フークトーブ通信 (67) フークトーブ通信社 2025.10
福島県史料情報 (73) 福島県文化振興財団 2025.10
文字摺通信 (97) 文字摺歴史文化社 2025.10
文字摺通信 (98) 文字摺歴史文化社 2025.10
文字摺通信 (99) 文字摺歴史文化社 2025.11
文字摺通信 (100) 文字摺歴史文化社 2025.11 コラム
2021年10月の創刊で月2回の発行を維持して、早くも100号を迎えた。驚くべきことである。
その第100号記念増ページ特大号で、昭和100年年表を掲載する。昭和1(1926)年から令和7(2025)年までである。「内閣」、「政治・経済」、「世界情勢」、「教育・文化・芸能・娯楽」、「スポーツ」、「漫画・TVアニメ・映画」の6項目からなる。
「教育・文化・芸能・娯楽」以下が一般的な歴史年表にない特色である。「教育・文化・芸能・娯楽」には、出版物のベストセラー、歌謡ヒット曲、人気ラジオ・テレビ番組から上野動物園の猛獣処分、湯川秀樹ノーベル賞受賞、不二家のミルキー発売などの社会現象が並ぶ。「スポーツ」は相撲の土俵の13尺から15尺への拡大、大谷翔平の50-50、「漫画・TVアニメ・映画」は紙芝居黄金バットや手塚治虫没、映画「国宝」などである。「プロレス」をもう一つの柱にしたかったができなかったという。
100年の社会世相、風俗、庶民レベルでの関心の在り様が浮かび上がり、一覧表であるにも拘わらず、読み物のようで興味が尽きない。
ただ、残念なのは各年が1~2行なので、取り上げられた事象が余りに少ないことである。また、福島県内での動向を一項目加えてはいかがであろうか。大幅に増補し、図書としての刊行を望むものである。
栃木県
歴史と文化 (34) 栃木県歴史文化研究会 2025.8
歴文だより (137) 栃木県歴史文化研究会事務局 2025.11
群馬県
ぐんま地域文化 (65) 群馬地域文化振興会 2025.10
武尊通信 (184) 群馬歴史民俗研究会 2025.12
千葉県
我孫子市史研究センター・会報 (280) 我孫子市史研究センター 2025.9
我孫子市史研究センター・会報 (281) 我孫子市史研究センター 2025.10
松戸史談 (65) 松戸史談会 2025.11 コラム
1960年の創立で65周年を迎えた。
会誌は、翌1961年に謄写印刷で「松戸史談会紀要」として創刊され、1963年に現誌名に改題し、年刊を維持して今日に至っている。
創立当初は会長を置かず、4人の世話人で順番に世話人代表を決めて運営した。2008年には東葛地方史研究に貢献した功績により「北野道彦賞」を受賞している。現在の活動は、一般の参加も可能な、歴史散歩(6回)、文化祭「文化講演会」(1回)、松戸市パートナー講座(1回)、勉強会(2回)、映画上映会(1回)に加え、会員総会(1回)と会誌の発行である。活発な活動に敬服する。
65周年記念号に祝辞を寄せた松戸市教育委員会社会教育課長関根嗣人氏は、市は2023年に「ふるさと松戸」への愛着を醸成し、地域固有の歴史・文化的な資産を次世代に引き継いでいくことを目的に、「松戸市文化財保存活用地域計画」を策定したが、これを着実に進めていくためには、松戸史談会のような地域に根差した活動をする力が大きな支えになると期待している。
ご多聞に漏れず、会員の減少と高齢化が進んでいるようであるが、こうした期待に応えるために叡智を絞り、乗り越えて行って欲しい。
東京都
明日を拓く 50(3) 通号226 東日本部落解放研究所 2025.10
あるむぜお (153) 府中市郷土の森博物館 2025.9
板橋史談 (326) 板橋史談会 2025.11
北区史を考える会会報 (157) 北区史を考える会 2025.11
十條村研究 (11) 通号33 榎本龍治 2025.11
世田谷区誌研究会会報 (55) 世田谷区誌研究会 2025.10
世田谷区誌研究会会報 (56) 世田谷区誌研究会 2025.11
多摩地域史研究会会報 (168) 多摩地域史研究会 2025.11
神奈川県
小田原史談 (283) 小田原史談会 2025.10
かまくら女性史の会newsletter (131) かまくら女性史の会 2025.10
かまくら女性史の会newsletter (132) かまくら女性史の会 2025.11
コロス (183) 常民文化研究会 2025.11
扣之帳 (87) 扣之帳刊行会 2025.10
藤沢地名の会会報 (117) 藤沢地名の会 2025.10 コラム
粂智子「遠藤の民俗―丸山久子の足跡と仕事」は、1961年に藤沢市教育委員会から刊行された『遠藤民俗聞書』の調査、執筆、編集の中心人物であった丸山久子(1909-1986 当時藤沢市鵠沼海岸居住)の足跡と遠藤地区の歳事の今昔をテーマに開催された地名講演会(2025.5.24)の要旨である。
丸山は柳田國男に学んだ民俗学者で、戦前に成城学園の柳田邸で開かれていた「女の会」(戦後に「女性民俗学研究会」)に参歳加して研鑽を積んだ。『遠藤民俗聞書』の執筆には、同会から丸山のほかに、石原綏代、大藤ゆき、加藤百合子、川端道子が加わっている。この調査がきっかけで、関東大震災後に途絶えていた「遠藤の盆踊り」が復活するなど、住民自らの生活文化を再認識するところとなった。素晴らしいことである。
丸山は柳田の助手として、原稿の清書や手紙の代筆、資料カードの作成にも当たるなどし、柳田も晩年まで何かと頼りにした。その縁もあって、『遠藤民俗聞書』には丸山の口述筆記で柳田の序文が載せられている。
丸山は同書刊行後、藤沢市教育文化研究所(現教育文化センター)の研究員となり、15年間で市内ほぼ全域の民俗調査を行った。市史民俗編の編纂委員にも任命され、郷土史講座の講師として育てた多くの女性の市民研究者と、『遠藤民俗聞書』の補充調査を行った。市史民俗編はそうした女性たちとともに作り上げた苦心の成果であったという。素晴らしいことである。
丸山の蔵書、原稿、調査ノート、写真などは一部を除いて、市文書館に寄託され、「丸山文庫」として保存されている。活用されることを願って已まない。
新潟県
高志路 (438) 新潟県民俗学会 2025.10
長野県
伊那路 69(10) 通号825 上伊那郷土研究会 2025.10
伊那路 69(11) 通号826 上伊那郷土研究会 2025.11
伊那民俗 (143) 柳田国男記念伊那民俗学研究所 2025.10
山河 (75) 満蒙開拓平和記念館 2025.11
辰野町資料 (133) 辰野町文化財保護審議会 2025.10
長野県民俗の会通信 (310) 長野県民俗の会 2025.11
岐阜県
岐阜市歴史博物館博物館だより (121) 岐阜市歴史博物館 2025.9
郷土研究・岐阜 (144) 岐阜県郷土資料研究協議会 2025.9
静岡県
伊豆の国市郷土資料館資料館だより (13) 伊豆の国市郷土資料館 2025.9
静岡県近代史研究 (50) 静岡県近代史研究会 2025.10
静岡県近代史研究会会報 (566) 静岡県近代史研究会 2025.11
愛知県
あつた (288) 熱田神宮宮庁 2025.10
岩崎城だより (63) 岩崎城歴史記念館 2024.1
岩崎城だより (64) 岩崎城歴史記念館 2024.4
岩崎城だより (65) 岩崎城歴史記念館 2024.7
岩崎城だより (66) 岩崎城歴史記念館 2024.10
岩崎城だより (67) 岩崎城歴史記念館 2025.1
岩崎城だより (68) 岩崎城歴史記念館 2025.4
岩崎城だより (69) 岩崎城歴史記念館 2025.7
岩崎城だより (70) 岩崎城歴史記念館 2025.10
郷土文化 80(1) 通号244 名古屋郷土文化会 2025.8
歴史文化館だより (25) 犬山城白帝文庫歴史文化館 2025.10
三重県
海とにんげん&SOS (50) SOS運動本部海の博物館 2025.9
京都府
会報和訶羅河 (294) 城陽の緑と文化財を守る会 2025.10
大阪府
大塩研究 (93) 大塩事件研究会 2025.9
つどい (444) 豊中歴史同好会 2025.10
つどい (445) 豊中歴史同好会 2025.11
兵庫県
西宮文化協会会報 (691) 西宮文化協会 2025.10
西宮文化協会会報 (692) 西宮文化協会 2025.11
歴史と神戸 64(5) 通号372 神戸史学会 2025.10
奈良県
ルシファー (28) 水平社博物館 2025.10
和歌山県
和歌山地方史研究 (89) 和歌山地方史研究会 2025.9
島根県
大社の史話 (224) 大社史話会 2025.10
岡山県
宇喜多家史談会会報 (96) 宇喜多家史談会 2025.10
きび野 かわら版 (7) 岡山県郷土文化財団 2025.9
広島県
芸備地方史研究 (329) 芸備地方史研究会 2025.10
県北どらくろあ (115) どら書房 2025.10
県北どらくろあ (116) どら書房 2025.11
瀬野川流域郷土史懇話会会報 (37) 瀬野川流域郷土史懇話会 2025.2
備陽史探訪 (243) 備陽史探訪の会 2025.9
わが町三原 (415) みはら歴史と観光の会 2025.10
わが町三原 (416) みはら歴史と観光の会 2025.11
山口県
岩国地方史研究 (34) 岩国地方史研究会 2025.6
岩国地方史研究 (35) 岩国地方史研究会 2025.9
山口県地方史研究 (133) 山口県地方史学会 2025.6
山口県地方史研究 (134) 山口県地方史学会 2025.11
徳島県
徳島県立博物館博物館ニュース (140) 徳島県立博物館 2025.9
愛媛県
伊予史談 (419) 伊予史談会 2025.10
ふたな (27) 愛媛考古学研究所 2025.8
福岡県
郷土久留米 (154) 久留米郷土研究会 2025.10
東風西声 (20) 九州国立博物館 2025.3
佐賀県
末盧國 (242) 松浦史談会 2025.10
熊本県
熊本の地名 (288) 熊本地名研究会 2025.10
熊本の地名 (289) 熊本地名研究会 2025.11
全国誌
アーカイブ通信 (35) ネットワーク・市民アーカイブ 2025.11
儀礼文化ニュース (239) 儀礼文化学会 2025.9
史迹と美術 95(5) 通号952 史迹美術同攷会 2025.9
城だより (682) 日本古城友の会 2025.10
大道芸通信 (407) 日本大道芸・大道芸の会 2025.10
大道芸通信 (408) 日本大道芸・大道芸の会 2025.11
まつり通信 65(5) 通号639 まつり同好会 2025.11
寄贈図書
明治のナイチンゲール大関和のふるさと黒羽と医療 大田原市黒羽芭蕉の館(令和7年度企画展) 大田原市 2025.10
編集後記
前号で予告しました『地方史文献年鑑』2024年版が予定通り去年12月に刊行の運びになりました。申すまでもなく、1997年版以来継続してきた岩田書院/白鳥舎版を書名共々継承するもので、様式もほぼ踏襲しています。今回で28冊目になります。
収録誌数は全1,941誌、内訳は地方誌1,862誌、全国誌79誌で、文献点数は15,282点になります。地方誌は2023年版より261誌増加しました。
収載した15,282点の記事データは、全て日外アソシエーツの雑誌記事・論文データベース「MagazinePlus」で検索することができます。
飯澤及び日外アソシエーツにご寄贈いただいた雑誌は、明治大学博物館に収蔵し、従来通りどなたでも利用することが可能です。
今後ともより充実し、利用勝手の良い年鑑にして参る所存です。忌憚のないご意見、ご要望をお寄せください。一層のご支援、ご協力をお願いいたします。
地方史研究雑誌目次速報 177号 2026年(令和8年)1月1日 発行
編集:飯澤文夫
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